LINE Payカードが改悪
お久しぶりです。
さて、以前に、LINE Payカードの還元率が凄いという記事を書いたと思います。
ところが先日、信じられない通知が届きました。
いつもLINE Payをご利用いただきありがとうございます。
LINE Pay カードあでのお支払い時に100円ごとに2ポイントが貯まるLINE Payポイント特典は、2018年5月31日をもって終了いたします。
ポイント特典サービスはリニューアルを予定しており、詳細については近日中にお知らせします。今後もLINE Payをよろしくお願いいたします。
LINE Pay Team
とのことです。
たしかに、2%還元というのは信じられない還元率でした。
恐らく、若者にLINE Payを布教するためのキャンペーンであり、利益がでないどころか、へたをすれば赤字だったのかもしれません。
今後は、QRコード決済に力を入れていくそうで、還元率の優遇もそちらへシフトしていくとのこと。
しかし、QRコード決済に対応しているのは、ごく限られた系列店のみです。
果たしてこれだけの店の決済のために、わざわざチャージいるのかは謎です。
今回のLINE Pay カードや、Suica、Edyといった広く普及している電子マネーは、使える加盟店が非常に多く、どこへ行っても使えるから、普及したわけです。
イオン系列のWAONはまだ加盟店が多いからマシなものの、
セブン&アイ系列のnanacoの現状はひどいものです。
まず、セブンイレブンとヨーカドーくらいしか使えないわけですし、Suicaのように、いつ何時、いくら使うかわからない、というものではありません。
ですから、実際レジにて主婦の皆様の使い方をみてみますと、会計の際に、支払額ぎりぎりの額をチャージして、それを用いてその場で支払う、というものです。
Suicaのように、大き目の額をチャージしておき、それをへらしながら支払う、というわけではありません。
使うその場で使う分だけカードにチャージして、その場でそれを使う、というものです。
ポイントをつけるためわざわざやっているようですが、正直言って無駄な手間だと思います。
悪いのは主婦ではありません。限られた店舗でしか使えない電子マネーを勢いで作ってしまったところにあります。
おとなしくポイントカードにしておけばよかったのです。
全く電子マネーとして機能していません、ナナコは。
さて、現時点では、LINE Payは、JCB加盟店で使えるという圧倒的な加盟店のひろさと、2%という圧倒的な還元率でここまで利用者を増やしたわけです。
ここでカードを切るということは、自滅行為もいいところだと私は考えます。
とくに、先進国でもあるのに、キャッシュレス決済がぜんぜん進まず、未だに現金をジャラジャラやっている日本人が、一気にLINE PayのQRコード決済に流れるとは思えません。
それこそ、圧倒的な加盟店と、圧倒的な還元率があれば話は別ですが。
ですから、現時点でLINE Payを利用する価値はないと言って過言ではないでしょう。
このようなわけで、LINE Pay利用者は、一旦残高を使い切って、利用をやめて様子を見ることをお勧めします。
端数は、アマゾンギフトであれば、15円から購入できますから、ポイントも全部使いきってしまうのがいいでしょう。
そして、プリペイドカード、デビットカード、クレジットカードの中から、自分にあったものを使うのが一番いいでしょう。
とにかく、今回の改悪は残念です。
では今日はこれにて
ノシノシ